「キャバ嬢の経費を知りたい」
「経費を入れるときの注意点はある?」
このような疑問にお答えします。
領収書が手元になくても経費にできます。そんなときの対処方法もお伝えしますね。
この記事の内容
・キャバ嬢が使える経費の一覧
・経費を入れるときの注意点
キャバ嬢の経費を一覧でまとめました
キャバ嬢さんの経費を一覧でまとめましたので、ご覧ください。
資料の 種類 | 資料の 名前 | かんたんな説明 |
経費 | 衣装費 | Ex.ドレス、着物、上着、下着、アクセサリー、靴 |
美容費 | Ex.コンタクトレンズ、ヘアセット代、化粧品、エステ、美容院、ネイル | |
消耗品費 | Ex.スマホ、パソコン、ノートなど文房具 | |
通信費 | Ex.インターネット代、電話代 | |
会議費 | Ex.カフェ代、打ち合わせしたときのご飯代、飲み物代 | |
接待交際費 | Ex.ご飯代、ゴルフ、お土産、お歳暮 | |
地代家賃 | Ex.自宅の家賃(自宅で営業メールを出していれば) | |
水道光熱費 | Ex.電気代、ガス代、水道代(自宅で営業メールを出していれば) | |
旅費交通費 | Ex.自宅までのタクシー代、電車代、バス代 | |
新聞図書費 | Ex.ビジネス本、話題づくりのための本 | |
カード明細 | 経費になるところだけピックアップ | |
通帳 | 〃 |
そもそも経費になるか判断する基準は、「事業でつかったもの」or「プライベート」かによります。
たとえば、お店で使うためにドレスを買うとします。お店でしか着ないようなドレスではあれば、100%経費です。
一方で、カジュアルな服装で出勤することがOKなお店もありますよね。カジュアルな衣装を経費にする場合は、ちょっと工夫が必要です。
お店だけではなく、プライベートでも使えそうな衣装を経費にするときは、その割合を考えて、衣装代の30~50%ほどの金額だけが経費になります。
どうしてこのようになるかというと、すべての衣装を経費にしてしまえば、税金を安くしてしまうからです。
「この経費、微妙かも…」と感じるときは、全額ではなくて30~50%の金額だけを経費にしましょう。
家賃も経費になるの?
よくある質問で、「家賃を経費にできますか?」と聞かれます。
もちろん家賃も経費になります。ただし、家で仕事をしている場合に限ります。
とはいえ、ほとんどのキャバ嬢さんが自宅でもお仕事をされていると思います。たとえば、お店で着る衣装をアマゾンで購入してたり、営業メールを送っていたり。これらはお仕事ですよね?
自宅でお仕事をされていれば、当然家賃や水道光熱費も経費にできます。
でも全額はダメです。
キャバ嬢さんはあくまでお店で接待をされているので、自宅で仕事をしている時間は短すぎます。経費に入れるなら、家賃の30%くらいが妥当だと思います。水道光熱費も30%ですね。
ちなみに30%の金額をいちいち計算するのは大変なので、年間の家賃の30%だけをfreeeなどの会計ソフトに入れればオーケーです。
領収書がないときはどうすればいいの?
「領収書を捨てちゃった…」という方は、カード明細をカード会社に発行してもらうか、ウェブからログインして印刷してください。
「カード使ってない…」という方は、覚えている経費をメモ書きしましょう。これでも経費として認めてもらえますよ。
メモ書きする内容はつぎの4つです。
- 日付
- 金額
- 取引の内容
- 支払先の名前
「メモ書きで大丈夫なの?」と感じるかもしれないですが、大丈夫です。
たとえば水道光熱費の領収書がなくても、金額の予想はできますよね。一人暮らしだったらだいたい月に5,000円くらいかなと。
また電力会社などに確認すれば、支払額もわかりますし。
もちろん領収書があったほうがいいですけど、メモ書きでもどうにかなることは覚えておいていいと思いますよ。
まとめ:キャバ嬢は経費をいれて確定申告をしましょう
キャバクラで働くと、ヘアメイク、お化粧、衣装代などで出費が多いですよね。
これらの経費を入れて確定申告をすれば、所得税、住民税、国民健康保険料も安くできるのでぜひ確定申告をしてみてください。
いまはネットの時代なので、税理士に依頼しないても、個人で確定申告できちゃいますよ。